鋼構造物塗装やプラント塗装は、その立地環境の厳しさ(臨海地域・薬品使用等)から重防食塗装を施すのが一般的です。製品(被塗面)の保護の観点から塗膜の密着や錆の発生を抑制するためには、下地処理工程は必要不可欠 です。
当社では、良好な下地形成のために様々な下地処理技術を有しています。
日本国土は、海に囲まれ海塩粒子が飛来する塩害の厳しい環境にあります。海洋構造物などの臨海地域では、重防食技術による超寿命化が必要不可欠となります。水・油・薬品タンク等の内面では、耐水・耐油・耐薬品性が要求され、 卓越した経験と技術力で用途にあったさまざまな重防食技術で施工しております。
近年、過酷な環境条件下で超長期間、被塗物を保護することが可能な重防食技術として、常温金属溶射工法が採用されています。
常温金属溶射とは、常温アーク溶接機を用いて素地の温度をほとんど上昇させる事無く溶融した亜鉛とアルミニウムの微粒子を吹き付けて、Zn・Al擬合金皮膜を形成する重防食で、密着性を向上させる粗面形成材を適用する溶射ガンによる吹付け施工です。培った経験とノウハウで鋼構造物の耐久性延長を担っております。
ISO9001:2008を取得し、塗膜の膜厚測定や塩分測定、含水率測定、ピンホール探知など、施工管理の中でも品質管理には特にウエイトをおき、より良い品質を確保出来るシステムを構築しております。
大型の鋼構造物やプラント設備の塗装には様々な形状の物が存在し、仮設足場は必要不可欠となります。
足場を仮設する際の安全作業とコスト削減を豊富な経験から作業環境に適した足場を考案採用する事により、より良い作業環境作りを追求しております。
エネルギープラント事業本部 |
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