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中村塗装店の歩み中村塗装店の歩み

〈創業者の訓え〉誠実な仕事こそ生き残る道

中村塗装店は、初代中村八十吉が明治3年(1870年)に洋式塗装を手がけて創業、 わが国初めての新橋~横浜間の汽車塗装に従事し、「文明開化を塗った刷毛の魔術師」と称されて以来、塗装業一筋に歩んでまいりました。

明治6年、東芝創業者田中久重氏が新橋の機関車修復所を訪れた際、八十吉の汽車塗装の仕事ぶりに目をとめ田中製造所 (芝浦製作所・東芝の前身)への出入りを認められました。それ以降、機器・機械製品の塗装を請負うこととなり今日に至っております。この間、重電機器塗装の工場を建設し、更には、アルミカーテンウォールの工場建設へと発展いたしました。

建築塗装では、明治の建築界の権威である辰野金吾、曽根達蔵、横河民輔等々をはじめ建築家ジョサイア・コンドルの指導の下、日本銀行、三菱本社、三井本館、帝国劇場、明治神宮、国会議事堂等々、近代建築の歩みと共に明治、大正、昭和、平成と、わが国を代表する建造物の塗装工事に従事させていただき、実績を重ねてまいりました。

今日では5代目社長のもとに、超高層ビルをはじめ幅広い分野での新築塗装、建築改修・塗装工事、そして、テーマパーク・商業施設の装飾塗装等、建築工事全般にわたって施工しております。 また防食・防錆塗装を主に鉄道・道路橋、プラント施設等を対象とする鉄構造物塗装や原子力 ・火力発電所施設・設備等の電力プラント塗装、各種タンク塗装を全国各地で施工しております。そして、工場塗装においては超大型建材の焼付塗装や重防食処理、金属表面処理等の需要に お応えし実績を重ね、近年、マンション大規模修繕工事においてもご用命をいただいております。戸建住宅から原子力施設の塗装まで、伝統と技術の専門工事会社として精進しております。

社員一同、「誠実な仕事こそ生き残る道」との初代八十吉の訓えを守り、お客様にご満足、ご信頼いただけることを第一に努力を重ね、「信頼される誇りあるプロ集団」を目指しております。